三国志
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                                    Wikipedia地図を転載。
現代地名などをJCC㈱が加筆
  
 
  
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 ① 三国志 地名 ストーリー 
 赤壁の戦い  長江(揚子江)の北岸。小国の呉・兵5万が、の曹操軍80万を破る。 映画レッドクリフ
 大軍との戦い、仕掛け、敗因と戦争の大義、撤退、敗戦から再生へ~。
     敗因 : 「呉討伐に対して、民意は、曹操による、漢再興・呉討伐の大義と正統性を
     認めていないこと。 故に、呉は激しく抵抗し、曹操側も戦意が上がらないこと」 司馬懿
     ⇒ 米国は、北ベトナム (空軍も重工業も持たない、旧フランス植民地) に敗退。1970-。
     ⇒ 
米国と湾岸戦争1990-、イラク戦争2002-。今日の紛争2015-
 東南の風  孔明が祈祷して北西の季節風を、東南の風に変える。
 魏の船・5千艘(そう)と、陣営、兵糧を焼き払う。
          
 孔明のこの神業に、呉は警戒し嫉妬する中で、蜀(孔明)と呉(
周瑜)の争いは展開する。
 孔明は、
周瑜による対抗心と攻略を見抜き、ことごとく退ける。 周瑜の策を破る。
     ⇒ 関羽の軍律違反と、荊州陥落。 蜀建国後の、劉備の私情・慢心(⇔曹操)。
     ⇒ 孔明自身の時代感覚 (⇔司馬懿、曹操~)。  
 荊州 (1)  地図中の、襄陽など。兵と食糧に富む。「兵100万を蓄える:孔明」。
 曹操支配下の漢、後に魏(都は許)を攻略するには欠かせない。

 曹操は、赤壁で大敗し、荊州を撤退する際に、荊州めぐって、呉・周瑜と劉備・孔明が、
 争うように仕向ける。荊州を弱小の劉備・孔明に占領させる。呉には、占領させない。

 曹操のたくらみは、やがて実を結ぶ。魏と呉は密約を結び、荊州・樊城を取り返す。
 荊州を失い、劉備・蜀は勢力は激減。曹操(魏)攻略の足掛かりを失い、苦境に陥る。

     ⇒ 米国・中国・ロシアの中の日本 →尖閣諸島・千島列島、アフガニスタン、チベット~。
 漢中  蜀は、荊州と漢中から、魏(都は許)に迫る、ついに曹操を追い詰める。 
 魏は、蜀の台頭に対し都を移しことを考える。 その最中に~ 下記・荊州2 ;
 荊州 (2)  曹操は、呉と密約を結ぶ和睦する。 司馬懿の策で ;
 荊州を、魏と呉が同時に攻める。
  
 荊州は陥落する。蜀は一気に優勢を失う。 実は ;
 孔明は、軍令を定める 「北は魏を防ぎ、南は呉に和す」
ように。 関羽は、軍令を破る。
     ⇒ 日本と米国の貿易摩擦1980-、冷戦後1990-の米国の方針転換
     「日本はソ連より脅威」 「日本と米国は経済の性格・社会が違う」 


     ⇒ 経済三国志  文明の衝突・ガイト 
 成都 攻略
 (西蜀)
 劉備は、成都(西蜀) を攻略し領土としたいが、正当な大義はない。 策を練る。
 劉備は、西蜀の重臣のとりなしによって、成都に招き入れられる。 恩義を受ける。

 劉備は、その重臣が謀反をたくらんでいる-との偽の情報を、西蜀に密告する。  
 西蜀は密告を信じる。重臣は粛清される。劉備も攻撃される。

 劉備は西蜀から攻撃を受け、西蜀への攻略の大義を得る。
 西蜀を破る。西蜀を手に入れる。


    → 忠臣・功臣・指導者は往々にして非業の最期を遂げる :冷戦初期・ケネディ~
    → 現代でも~ 例?
 ② 人物 視点 ・・・
 諸葛亮 孔明  呉 (若くして大都督の周瑜) は、赤壁で大勝した後、敗走する曹操(漢の丞相)を、
 あえて取り逃す。漢の報復を恐れる。呉は赤壁で多大な兵馬を失っている。 周瑜は ;

 曹操を、劉備・孔明に討たせ、の報復を、劉備に向けさせようとたくらむ。 が ;   
 劉備・孔明も、曹操を取り逃がす。
曹操に恩を売り、漢の報復を避けようとする。
    
   劉備・孔明は、呉から兵(と領土)を借りている立場。
   曹操を取り逃がしたことは、呉への恩義を欠く。呉に、申し訳が立たない。
  
 孔明は、関羽に、曹操を追撃させる。関羽は、かって ;
 曹操に身を寄せ命を救われている。漢羽の忠義は天下の知るところ。
  
 漢羽は果たして、曹操を見逃す。曹操への、忠義を欠くことが出来ない。孔明は ;
 呉への恩義を漢羽の忠義にすり換え、呉(周瑜)の企みと叱責をかわす。

                              ⇒ サンデル正義 視点

   能「安宅」1465年初上演。安宅の関(金沢)。
   歌舞伎十ハ番「勧進帳」1840年初演と。

 孔明のライバル ;
 1)呉の周瑜。荊州をめぐって争う。
 2)魏の仲達。孔明の攻撃を、仲達が迎え撃つ。

   仲達の孔明評 : 天命も民意も知らない農民風情。無駄な戦(漢の復興、曹族追放)

   を仕掛けないで、自国・蜀を守り民を安んじるべき(実は蜀の国王・阿斗も、孔明に問う)。


  古来人気の三国志演技。勧善懲悪を超えて、時代や歴史を見つめる視点教訓が
  織り込まれていると(Wiki)。
 司馬懿 仲達


  登場は
  赤壁敗戦の後
 赤壁の敗因  戦争の大義』、(43話、司馬懿 

 「諸侯や領民は、曹操を、漢王朝を乗っ取り 私物化 した賊-としか
 見なしていないること
」。

     ⇒ 民族独立 ベトナム 湾岸~イラク イスラム紛争 : 米軍 国連軍
     ⇒ 『文明の衝突
』 : 米国の普遍主義 価値観の共有 経済の性格

     「呉討伐に対して、民意は、大義と正統性を認めていないこと。
     故に、呉は激しく抵抗し、
曹操側も戦意が上がらないこと」。
 司馬遷   「人物を通して、歴史を見つめる」
 漢(前漢)の歴史家

 古代中国といわず、現代においても、指導者の人物と、政策・結果の歴史とは
 案外一致する。 先達による懸念や批判は大方的中する。

     時代が、人物・指導者を要求する。同時に ;
     人物・指導者も、時代に要求する。幸運と悪運をもたらす !?
 三国志- 引用   → 赤壁の教訓は、ベトナム戦争~イスラム紛争でも引用される。
    民衆の支持、戦争の大義と指導者の信念、情報通信、安定平和~

 → 中国市場・日米中三国志  経済三国志・日米中
    ベトナム戦勝利ソ連 vs 米国中国 (米国は共産中国に接近し国交を結ぶ)


 → 『文明の衝突』 米国と日本中国、米国-と中国イスラム、
    米国欧州(自由)と中国(徳礼)、米国と文明宗主国対抗国

 → サンデル教授 保守・自由 vs リベラル・正義 vs 公共・善徳
    → 映画 レッドクリフ 
映画 アバター 

  山本五十六
vs マッカーサー(大戦時フィリピン脱出、日本統治)
 ③ 現代 三国志 視点  :: 古来通信は、信を通わし衝突をかわす  ・・・1945 1990
 日本  尖閣諸島・北方領土(日本) 対 中国・ソ連・米国 (大戦時の連合国・戦勝国)
 荊州をめぐって、蜀・呉・魏が、奪い合う。 お互いを、牽制しあう。

     ⇒ 劉備・孔明は、荊州を得て台頭し、荊州を失って滅ぶ。地の利と国富(兵糧)。
     ⇒ 明治~大戦 : 中国の満州(資源の宝庫)をめぐり、日本・ソ連・米欧が牽制しあう。

     ⇒ 仏・エメニュエル・トッド:「米国の成長は、日本(ドイツ)の成長による~」(日経)。
 中国  米国と、中国・中華人民強化国は、朝鮮戦争1950で、直接交戦する。
 重工業と制空権を持たない中国人民軍は、米国・国連軍との交戦で、多大な犠牲を払う。
 
 第二次大戦では、米国と中国は連合しで、日本と戦い、日本を大陸から追い出す1945。
 中国は、兵器供給を米国に仰ぐ。中国は、大戦で1000万にも及ぶ犠牲を払う。wiki。

 戦勝国の中国・米国~は、賠償金を日本に求めない。
     ⇒ 経済三国志
 ベトナム戦争1970  ①重工業も制空権も持たない、小国が大国を破る。米ソ代理戦争。
 ②米国はベトナムで敗退。ソ連の増長を恐れ、米国は中国に接近し国交を結ぶ。
 歴史問題2015  日本vs中国、日本vs中国米国、中国(日本)vs米国 の三国関係でもある。
 日本牽制、中国牽制、米国牽制-が根柢にある。

     ⇒ 赤壁の敗因は、「大義が曹操にないこと。曹操は、奸臣としか見られていないこと」。
 中国市場
 1945-2015
 中国市場をめぐる、日本と米国の獲得競争。日本をめぐる、米国と中国の獲得競争。
 魏・蜀・呉の一つが欠けても、安定は崩れる。三国は鼎立する他ない。⇒ 中国市場

 「日本と中国の、いずれか一方と、米国は仲良くすべき」 
     ⇒ ハンチントン・「 文明の衝突 」 「 3分で文明の衝突 」 
 通信  1)Softbank au 対 docomo 。 Softbank 対 au docomo。 au 対 docomo softbannk
 新電電 vs NTT。 市場競争・個人 vs 規制。 新インフラ 対 既存NTT通信インフラ。

     ⇒ 蜀が台頭し、漢領土の半分を支配すると、魏と呉は、敵対から連携へと動く。 
 ④ 「三国志演技」 の 現代版 例-1 は ~  ??
 文明の衝突
 ハンチントン

 文明(7~8文明)ごとの興亡を描く。  悠久の文明を前にして、米国自身を諭す。
 米国、米欧、日本、中国、イスラム~。それぞれの信念と伝統が競い合う。

 米国は
1776独立後200年弱にして、1945世界の最強国に登りつめる。
 1990-ソ連に勝利し、米国は唯一の超大国となる。 が、米国には難題が降りかかる。

    ①敵を失い、建国来の信念が、行き場を失う。国内が分裂、二極化する。
    米国内の分裂こそは、「真の衝突」。「脅威」。「団結するには、敵が欠かせない」。

    ②敵。ソ連が消えると、軍事需要も消える。戦時経済は、活況が見込めない。
    軍需・好況に、敵は欠かせない。

    ③日本・アジア・イスラム~が経済力を付け、文化・道徳の優越を誇る。
    米国の価値観、制度~とは異なる。米国の経済には、各文明が壁となる。

    ④「文明の衝突」は、全ての課題を呑み込んで新たな戦略を描き上げる。
    舞台は文明・「衝突」。主役は国家・米国と共に、他国・多国籍企業、宗教・民族~。

 「文明漢の衝突には、原動力・持続力がある、国際化する~」。
 時に、禁じ手のシナリオとなる。凄惨な事態~が、想定される。と同時に~ ;
 
 著者ハンチントン教授の思い、文明の衝突のテーマが、現実の情況や出来事2015-に対し、
 視点と争点を明かす。「米国の国益」を説く。「警鐘を鳴らす」。「議論を促す」。

    それぞれの文明の「理想」が、相手文明のは「脅威」となる。
     「通信・交易~が発達すると、衝突は(逆に)増える」

    政治と宗教、神・教会と人・人権、法と自由~。
    米国と世界、歴史と現在、動機と結果、信念と利害~。

 古来、通信は「信を通わす」。衝突をかわす。先ずは理解する、一つ一つ意見を交わす。
 批判・非難・対立・衝突ではない、共存・調和・安心安全に期して~。
    

    「 文明の衝突 」  「 3分で文明の衝突 」  「 家族の衝突
 三国志的視点 ;
 ⇒ 米国、中国、イスラム、日本~     「 文明の衝突・日本
 ⑤ その他 例-2 は ~  ??
 サンデル
 正義の話


 NHK
 白熱教室
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   なぜ M・サンデル教授 」  ~ 米国内では、三つの理念が、競い合う。世界を巻き込んで。
   「 サンデル VS ハンチントン 」   ~ 両教授が、共有するもの、対立するもの。
 サンデルの正義 視点 ⇒ こちら
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